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汗汚れの洗浄比較

なぜケアメンテでキレイになるのか!


 ドライクリーニングでキレイになったように思える洋服。

 しかし、目には見えませんが、繊維の奥に確実に汗が残っています。
 なぜなら、ドライクリーニング・水洗いどちらでも繊維の中には必ずタンパク質(汗の成分)が残っているのです。このタンパク質があとで酸化して黄バミを作っているのです。


 汗や食べ汚しのタンパク質はドライと水洗いの処理を同時に行なうハッピーのアクアドライ・水油系でなければキレイになりません。

 万一、黄ばんでしまったら、ハッピーのリプロンで元の色彩に戻すことができます。

汗汚れの主成分(タンパク質)の洗浄力試験結果

■ 汗の洗浄力テスト


暑い日に1日着用し、汗で汚れたTシャツを7枚用意して洗浄力をテストしました。それぞれの方法で洗浄した後、ニンヒドリン(※1)によって、汗がどの程度残っているか検証しました。


洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

ドライ
クリーニング
photo photo photo

全体的に汗は薄くなっている程度。脇などのもっとも汚れている部分は完全に残っています。ドライクリーニングで汗が落とせないことがわかります。

洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

ドライ
クリーニング
+
乾燥
+
水洗い
photo photo photo
全体的にうっすら汗が残っています。脇や襟には、多くの汗が残っています。
洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

ドライ
クリーニング
+
塩素系
漂白剤
photo photo photo
ほとんどの汗は落ちていますが、脇や襟に少し汗が残っています。
洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

ドライ
クリーニング
+
酸素系
漂白剤
photo photo photo
ほとんどの汗は落ちましたが、脇や襟に少し汗が残っています。(3)の「塩素系漂白剤」と同じような印象ですが、こちらの方が汗は多く残っています。全体的にうっすら汗が残っています。
洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

水洗い
photo photo photo
脇や襟にはまだ多くの汗が残っています。(2)と同じような残り方です。結果を見ると、ドライと水洗いの二度洗いをしても大差がないことがわかりました。
洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

アクアドライ®
・水油系®
photo photo photo
ほとんどの汗が落ちました。
洗浄方法
結 果
未 処 理
脇部分拡大(左)
処 理 後
脇部分拡大(右)
右半分を

リプロン®
黄バミとり
photo photo photo
汗は完全に除去されています。


■ まとめ


 これまでのテストで各洗浄方法の能力がよくわかっていただけると思います。水洗い、ドライクリーニング、ドライクリーニング後に水洗い(汗抜き)をしても、黄ばみの元をつくる汗(タンパク質)は繊維の中に残ってしまいます。
 従来の洗浄方法では、あとから黄ばんだり、シミが浮き出ることを防げません。キレイに汗を落とせるのは、ハッピーのアクアドライ・水油系とリプロン・黄ばみとりだけです。


 
 
 

 

今回のテストでは、湿式汚染布(※2)を利用しました。JIS K 3362の洗浄力テストに
使用されている一定条件で汚した布です。


●洗浄前
洗浄前の汚染布は、汚染組成のなかに
赤黄色土やカーボンブラックが入って
いるため、茶色をしています。

洗浄前写真
洗浄前

●洗浄後
各洗浄方法で処理をしました。
多くの洗浄方法がキレイになって
いるように見えます。

洗浄後写真
洗浄後

 



洗 浄 方 法

(1) ドライクリーニング

(2) ドライクリーニング
→乾燥→常温での水洗い

(3) ドライクリーニング
→塩素系漂白剤に5分間、浸漬

(4) ドライクリーニング
→酸素系漂白剤に5分間、浸漬

(5) 常温で水洗い

(6) アクアドライ®・水油系®

(7) リプロン®・黄バミとり

(8) 未処理

●検証
そこからニンヒドリン試薬(警察の科学捜査に利用されています)をつかって、
タンパク質を検出した結果がニンヒドリン試験実験後です。
つまり、汗の汚れが落ちているかどうか、検出しているのです。
一見キレイに思えても、汚れが残っていることが分かります。

ニンヒドリン試験実験後
ニンヒドリン試験 実験後


■ まとめ



 

 ニンヒドリン試験実験後の写真を見ると、洗浄方法(1)(2)(4)(5)については、ほとんど汚れが落ちていないのがわかります。
 つまり、一般的にクリーニング屋さんで採用する「汗抜きクリーニングやドライクリーニングの後に水洗いをする」洗浄方法(2)のような処理方法でも、ほとんどタンパク質は落ちていません。だから、クリーニング後に黄ばみやシミが浮いて出てくるのです。


 洗浄方法(3)「ドライクリーニングと塩素漂白」は、ほとんどのタンパク質が除去できています。それは塩素がタンパク質を溶かして除去していると考えられます。しかし、この処理をシルクに使うと、塩素によってキサントプロテインと同様の反応をおこし、シルクが酸化・黄変してしまいます。
 また、色・柄物に使うと色・柄まで漂白してしまいます。
よって、この洗浄方法は一般的には利用できません。


 洗浄方法(6)「アクアドライ・水油系」では、目で見える汚れとタンパク質の汚れがほとんど落ちています。シルクや色・柄物にもダメージを与えません。


 洗浄方法(7)「リプロン黄ばみとり」では、未汚染布とほとんど変わらないまでに汚れが落ちています。


 この結果より、アクアドライ・水油系なら、汚れをほとんど除去できることがわかりました。また「リプロン黄ばみとり」は、新品同様にまで汚れを除去できることも一目瞭然です。

(※1) ニンヒドリン  ニンヒドリンとはアミノ酸と反応し、紫色の色素を発生させる薬品です。今回の実験では、アミノ酸が結合してできるタンパク質(汗汚れの元)を検出する為に用いました。またこの薬品は、警察の鑑識係が紙などの証拠品から指紋を検出する時にも使用されています。ちなみにガラス面や机などの表面が硬いものの場合はアルミニウムの粉でも指紋は検出できます。
(※2) 人工湿式汚染布  均一な汚れ(タンパク質や油性汚染部、赤色黄土、カーボンブラック など)を人工的に布に付けたもので、

  1. 一定期間、安定した汚れの状態を保つことができる
  2. 汚れの成分を布につける時は水をしようしているので安全。また、環境汚染の心配もない。
  3. 60℃以下の中低温による硬度・温度依存症およびタンパク質の分解酵素配合効果において、その洗浄力は、天然汚染布(えりあか布)と高い相関性が認められる。

といったような優れた特徴をもっているもので、洗濯機や洗剤などの洗浄テスト、またJISK3362(合成洗剤試験方法)にも使われるものです。







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