ドライから水系洗浄へ

ドライクリーニングの環境問題

 クリーニングは、ドライクリーニングと水系クリーニングの2つに分けられます。

 ドライクリーニングは、繊維に優しいのが長所ですが、環境負荷が大きい点が社会問題になりつつあります。ドライクリーニングで使用する石油系溶剤には、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントが含まれます。また、塩素系有機溶剤は発ガン性物質です。

 ドライクリーニングの溶剤を使用し続けると、大気汚染・土壌汚染・地球温暖化など環境や人体に悪影響を及ぼします。これは、世界保健機構(WHO)も結論付けています。水系クリーニングは、ドライクリーニングに比べると地球環境に優しい洗浄方法といえるでしょう。※ただし界面活性剤に要注意。

 

ドライクリーニングと水洗いの洗浄力

 衣類に付着するシミ・汚れの観点からもクリーニングを考察してみましょう。

 私たちが、日常着用している衣類に付着するシミ・汚れの90%以上が水溶性です。汗、尿、血液、泥はね、食べこぼし雑菌等のシミ・汚れはほとんどが水溶性なのです。水溶性のシミ・汚れは、ドライクリーニングでは除去しにくく、水系クリーニングが理想的な洗浄方法です。

 ところが、従来の水系洗濯では、たたく、捻る、撹拌など、物理的な外力によって汚れを落とします。このため、ウール・カシミア・レーヨン・シルクなどの素材は、収縮・膨潤・形崩れや風合いの変化(フェルト化など)を起こします。大切な背広やコートなどの型が崩れて、元のシルエットやサイズに戻せなくなることから、水系クリーニングは一般的に難しいとされてきました。

 

ハッピー無重力®ゼロGで水洗いを主役に

 そこでハッピーは、既存の水洗技術が抱える問題を克服する「無重力バランス洗浄®」を開発しました。

 実験で洗った布地(ウール)の表面は、まったく痛みがありません。摩擦係数を測定する装置で分析したところ、新品のウール繊維と変わらない良好な結果を得ることができました。

 ハッピー無重力バランス洗浄®によって、ドライクリーニングの特徴である繊維を傷めない洗浄が、水系クリーニングでも可能になりました。

 もちろん、水系クリーニングの特徴である水溶性のシミ・汚れがキレイに除去できます。さらに、前記したようにドライクリーニングより環境に優しい点も見逃せません。結果、「ドライクリーニングから水系クリーニングへ移行していくべきである」と、私たちは考えます。

 ハッピーは「ドライから水系洗浄へ」を推進していきます。






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