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ヨーロッパ環境・技術交流紀行 〜 2005年秋 〜

2005年 10月2日〜10月9日まで環境・技術交流を目的にヨーロッパに行ってまいりました。そのレポートをご紹介します。


10月3日(ミラノ) ミラノの季節は秋から冬へ。
静かに降りつづく雨がミラノの風情をより一層引き立たせます
10月4日(フィレンツェ) 商人・文化・芸術の町フィレンツェへ。
降り続いた雨も上がり、青空が顔をのぞかせました。
10月5日(ボローニャ) グルメで知的な学術都市ボローニャへ。
歴史と芸術が生活にとけこんでいます。
10月6日(ミュンヘン) 初めて海外を旅して、イキイキと生活する人々から
活力と勇気をもらった気がします。
10月7日
   (シュトゥットガルト)
ベンツ、ボッシュ、ドイツIBM
などの国際企業の本社がある工業都市。

社長奮戦記はこちら

ミラノの季節は秋から冬へ。
静かに降りつづく雨がミラノの風情をより一層引き立たせます。

暮らしと芸術が混然一体となっているミラノの街並みは、ハッピーのある京都とよく似ています。
マリオ・ペコラのスーツ工房は歴史の重みを感じさせながらたたずんでいました。
世界のスーツ工房、サルトリア・マリオ・ペコラを唸らせたハッピーのケア・メンテ®。
いよいよハッピーは、世界のハッピーへと旅立ちます。
マリオペコラ スーツ工房

マリオ・ペコラ氏とハッピー代表 橋本 マリオ・ペコラ氏と固い握手をかわす
   

世界で唯一フルハンドメイドのスーツを作り続けている街、ミラノ。
そのミラノで、世界で三本の指に入るサルトリア(仕立て屋)マリオ・ペコラ氏のスーツに魅入っています。
スーツは、1人の職人さんが1週間かけて作るそうです。

マリオ・ペコラ氏のスーツに魅入る

〜 歴史のある重厚な街ミラノ 〜
 
マンゾーニ通り(VIA MANZONI)

「マンゾーニ通り(VIA MANZONI)」という通りで
角に有名な作曲家「ジョゼッペ・ベルディ」が晩年を過ごしたホテルがあります。

 

雨にぬれた石だたみを路面電車が走っています。
ガタガタゴトゴト・・・・。
その風景はどこかで見たような懐かしさをおぼえます。
永い間ミラノ文化を支えてきた大聖堂ドゥオモやスカラ座、エマヌエール・2世ガレリア。
けして自慢気ではなく、静かに誇らしく暮らしの中に溶けこんでいます。
重厚感のある美しい街ミラノ。
ハッピーは、このミラノの街を世界へ向けて発信する第二の出発点にします。
もう、そこまできているのです。
ホラ、足音が聞こえるでしょう。



スピーガ通り(VIADELLASPIGA)

「モンテナポレオーネ通り(VIA MONTENAPOLEONE)」
有名ブランドが並んでいる通りです 。


「スピーガ通り(VIADELLASPIGA)」
雨にぬれた石だたみが、なんともいえない
良い感じです。
モンテナポレオーネ通り(VIA MONTENAPOLEONE)


〜 ドゥオモの不思議な威容 〜


町の中心にあるもっとも重要なキリスト教の大聖堂、ドゥオモ。
精緻なまでの彫刻の威容は私たちを圧倒します。
でも、なぜか不思議なやさしさで迎えてくれます。

 
大聖堂、ドゥオモ
 
 
 
 
10月4日(フィレンツェ)


商人・文化・芸術の町フィレンツェへ。
降り続いた雨も上がり、青空が顔をのぞかせました。

花の聖母教会
「花の聖母教会」とも呼ばれる聖堂は、ルネサンスの
シンボル的な聖堂として知られています。


〜 街全体が芸術品 〜
オレンジ色の屋根に白い壁の建物が立ち並ぶフィレンツェの街並みを
太陽の光が明るく照らしています。まるで絵画から抜き出したかのような
風景に神秘を感じました。

町のいたるところに美術館や聖堂、宮殿があり、古代から中世に築かれた
これらの建物の数々は、今も、その変わらぬ姿が残っています。
現代に暮らす人々との違和感はまったくなく、不思議でなりません。

誇示することなく、自然に生活の中に芸術が取り入れられており、
フィレンツェの街そのものが芸術品のようです。
文化・芸術を後世へ伝えようとする精神とそれを引き継ぐ精神。
ハッピーもフィレンツの人々と変わらぬ精神でがんばっています。
ヴェッキオ宮殿の鐘楼 カルツァイウォーリ通り
「ヴェッキオ宮殿の鐘楼」
手前にあるのはウフィツィ美術館です。
ヴェッキオ宮殿の鐘楼は高さ94mです。
「カルツァイウォーリ通り(VIA DEI CALZAIUOLI)」
左右に色々なお店が並び
観光客がいっぱいです。


ポンテ・ヴェッキオ   アルノ川の河岸の通り
アルノ川と奥に見える橋のような建物は
「ポンテ・ヴェッキオ」です。
  アルノ川の河岸の通り
画像の左がポンテ・ヴェッキオです。
 
ポンテ・ヴェッキオは14世紀半ばにアルノ川に架けられた最古の橋です。昔は肉屋が並んでいましたが、フェルディナント1世が異臭を嫌い、店を撤去させました。代わりに金銀細工師が集められ、現在でも橋の左右に貴金属店が並び、活気があふれています。


〜 メディチ家 〜
イタリア・ルネサンス時代に、フィレンツェを拠点に金融業などで栄えた名家。
芸術・学問の時代の保護者としてルネサンス文化に大きく貢献しました。
 
マルテッリ通り(VIA DE MARTELLI)


「メディチ・リッカルディ宮殿」
メディチ家の宮殿の一つです。


ダンテの生家

「マルテッリ通り(VIA DE MARTELLI)」
正面に見える茶色の建物が
「メディチ・リッカルディ宮殿」です。

メディチ・リッカルディ宮殿

「神曲」などで有名な詩人ダンテが
生まれた家です。
サンタ・マルゲリータ通りに復元されており、
中は小さな博物館として公開されています。



〜 聖堂の内部は天国 〜

サン・ロレンツォ聖堂はヨーロッパの中でも有名な教会のひとつで、
数あるフィレンツェの教会の中でも、もっとも訪問者の多い教会だそうです。
中に入ると、一瞬にして神聖な空気に変わりました。
壁・天井の壁画は息をのむほどに美しく、まるで天国にいるかのような錯覚を持ちました。
 
サン・ロレンツォ聖堂

 
 
 

10月5日(ボローニャ)


グルメで知的な学術都市ボローニャへ。
歴史と芸術が生活にとけこんでいます。

〜 日本の原風景に似ているボローニャ 〜
 
再び雨模様につつまれたフィレンツェを後にし、一行はユーロスター(日本でいう新幹線)で約1時間ほどに位置するグルメの都ボローニャへ向かいました。
ボローニャの郊外は田園地帯が広がり、れんが色のまるでオモチャのようなかわいらしい家々が点在しています。
日本の田舎のようなどこか懐かしい風景に心が安らぎました。

ネプチューンの噴水 ネプチューンの噴水

この美しい噴水は、ボローニャのシンボル的存在です。16世紀にトマソ・ロレッティによって設計され、彫刻家ジャン・ボローニャの手によってブロンズ像で飾られました。

環境にやさしい「シリコンドライ機」のメーカからは、ハッピー世界戦略プロジェクト参加への強い意向を得ました。

ヨーロッパの人々の強い環境への思いが、ひしひしと伝わり、ハッピーの経営理念と信条は、グローバルスタンダードだという印象を強くしました。
工場内で説明を聞く社長


〜 どの町にも共通している芸術性 〜
 
駅から少し歩いたところにあるボローニャの中心、マジョーレ広場に入ると、13世紀から16世紀に建設された、歴史の重みを感じさせるモニュメントが華やかに彩りを添えています。

独特の柱廊アーケードが町中に張り巡らされており、雨の日でも快適にショッピングなどを楽しむことができる建築構造は、ボローニャの町独特のものです。フィレンツェとはまた違った空気を楽しむことができました。

いつのまにか、すっかり雨も上がり、心地よい爽やかな風に身も心も洗われるようでした。
軽食をとるために入ったカフェテリアの2階の窓から外をのぞくと、16世紀の彫刻家ジャン・ボローニャの手によって製作されたネプチューンの噴水のブロンズ像が格子窓の向こうに見えました。
柱廊アーケード
カフェ窓よりネプチューン噴水ブロンズ像 ボ ボローニャ目抜き通り
「インディペンデンツァ通り」
(VIADELL INDIPENDENZA)
この通りは商店やレストラン、ホテルが並び、歩道には中世の都市計画によって建造された「ポルティコ」と呼ばれる、 独特の柱廊アーケードが街中に張り巡らされています。

サン・ペトローニオ大聖堂 サン・ペトローニオ大聖堂 正面モザイク画   
サン・ペトローニオ大聖堂
14世紀に建設が始まった壮大な建築で、その後2世紀にわたって建築が続けられました。ローマのサン・ピエトロ大聖堂を超える規模を予定していたものの、ヴァチカンからの干渉にあい、頓挫してしまいました。
今も正面ファサードの上半分は大理石板が貼られずに、未完成のままです。
(右は大聖堂の正面にあるモザイク画)


ボローニャもまた、フィレンツェと同様、歴史ある大聖堂や宮殿がすぐ目の前にあるのです。
何気ない生活の中で、芸術に当たり前に触れることのできる環境は、イタリアのどの町でも共通しているのだと実感しました。
グラッチェ。

ボローニャ市庁舎
市庁舎

現在はボローニャ市庁舎となっているこの建築は、宮殿、穀物倉庫・取引所、そして市の政治機構が置かれた元老院として姿を変えてきたようです。

 

 
フェラーリショップ
空港のフェラーリショップ

歴史と近代芸術が生活にとけこんでいる
空間のすごさを感じます。

 
 
 

10月6日(ミュンヘン)


初めて海外を旅して、イキイキと生活する人々から
活力と勇気をもらった気がします。

〜 活気あふれる街ミュンヘン 〜
 
イタリアローマから飛行機で約2時間。
イタリアとさよならをして、ドイツのミュンヘン空港に到着しました。
空港の中を歩いてまず驚いたのは、壁が赤・緑・青などの蛍光灯で鮮やかに装飾されていたこと。
これはドイツ人の気質の現れなのかなと、
今後のドイツでの旅への期待に胸を弾ませながら列車でセントラルステーションへ向かいました。
赤い列車に色鮮やかな広告看板や売店の数々。
このセントラルステーションでもまた、その派手さに再び驚きの連続でした。
イタリアの建造物の古代的・有機的なイメージとは対照的に、このような現代的・無機的なイメージがドイツ独特のアート魂のように感じられました。 
街の中心はデパートやおしゃれなお店が立ち並び、オープンカフェからは、コーヒーを片手におしゃべりを楽しんでいるたくさんの人々の愉快な会話が聞こえてきます。

噴水のある広場では全身ゴールドにペイントした大道芸人が天使の像になりきって、観光客を楽しませていました。

このような活気あふれる街の空気に私たちも元気をもらいました。
オープンカフェ 両側にビヤホール
両側にビヤホール。
やはりドイツではビールが水がわり。

広場 天使の像 天使の像 アップ

広場にあった天使の像


〜 ドイツには教会税がある 〜
 
聖母教会 塔
聖母教会の塔です。ミュンヘンの街にいると非常に目立つ塔です。
聖母教会は赤い巨大な屋根と二つの塔が印象的な教会です。
 

カーンカーンカーン・・・
シンデレラ城のようなゴシック様式の教会から、
美しい鐘の音が街いっぱいに響きわたりました。

ドイツには教会税があって、教会は国によって厚く保護されています。
だから、どの教会も美しい。
教会は、その資金を社会福祉に役立てているらしいのです。

税金で教会が賄われていても、政教分離はシッカリと守られているのが、
ドイツ国民らしい考え方ではないでしょうか。
日本の政教分離とは少し色合いが異なり、決して政治に関与しないことを大前提として教会税が徴収されていると聞いて、日本との違いに驚きを隠せませんでした。

イタリアには大らかさ、ドイツには厳格さ、日本には順応性と、
それぞれの国民性があり、 初めて海外を旅して、
イキイキと生活する人々から活力と勇気をもらったような気がしました。

 

ミュンヘン 新市庁舎
新市庁舎

20世紀初頭に完成したネオゴシック様式
の建物です。
中央の塔には仕掛け時計があり、
毎日11時と正午に仕掛けが動きます。




ニンフェンブルグ城

領主ヴィッテルスパッハ王家の
夏の離宮だった城です。
入口ホール天井絵ニンフ(妖精)に
因んで城の名が付けられました。

ニンフェンブルグ城
ミュンヘン中央駅
ミュンヘン中央駅

ここからシュトットガルトへ出発しました。


 
 
 

10月7日(シュトゥットガルト)


ベンツ、ボッシュ、ドイツIBM
などの国際企業の本社がある工業都市

〜 観光都市のような気分の街 工業都市シュトゥットガルト 〜
 
ミュンヘンから特急列車で約2時間のシュトゥットガルトという
工業都市にやって来ました。
シュトゥットガルトは、ダイムラー・クライスラー(ベンツ)、ボッシュ、ドイツIBMなど、有名な自動車メーカーの本社がある街です。
の中心部にはいたるところで有名車のディスプレイを目にしました。さすがはドイツだけあって、ドイツに来てからこれまで利用したタクシーはほとんどがベンツ。今日利用したタクシーもベンツでした。
乗り心地は最高で長時間乗っていていても疲れませんでした。
街中心部を少し離れると工業都市のイメージから一変、広大なブドウ畑やとうもろこし畑が広がります。
今日は雲ひとつない晴天ということもあって、澄みわたる青空と緑のコントラストが見事な景色を満喫することができました。
ホーエンシュタイン研究所はストゥットガルトの北の方の田舎にあります。
小高い丘の上にあり、研究所の庭からの風景です。
 

 
ポルシェ博物館の中です。
スポーツカーの代名詞ともいえるポルシェ。
その本社内にこの博物館はあります。
さほど広くないですが、マニア垂涎の名車や、ポルシェの歴史を伝える資料、
模型が数多く展示されていました。
  ポルシェ博士の銅像と昔の車
 

ポルシェ博物館で売っているおもちゃの車に乗る社長全工程を終えホッとしています。
将来は本物に・・・


〜 訪欧感想 〜

「ホンモノは必ず世界に通用する」
「人や世の役に立つ企業は国を超えて支持される」

イタリア・ドイツでそれぞれ2社、計4社の訪問をすべて終えましたが、どの企業の交流においても共通して感じたことでした。
言語や文化はまったく異なっても、おもしろいくらいにハッピーの仕事スタイルが相手に伝わっていき、受け入れられていく様子に鳥肌がたちました。
海外だからといって、日本国内での注目度となんら変わりはありません。
とにかくスゴイことです。
明確な理念とこれからのビジョンをもっているハッピーは、今回の交流を機に世界に向けて、ドンドンハッピーの仕事スタイルを発進していきます。

世界に受け入れられることは間違いないと確信しました。

 

ホーエンシュタイン研究所の訪問を終え、
奮戦記・紀行文作成に奮闘中の橋本と私。






代表橋本のダイヤモンド社刊行第二弾

京都が生んだ「捨てない」技術とは?


「よみうりテレビ」番組 動画 約2分


ダイヤモンドビジネス情報サイトに

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