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シミ・黄ばみの正体

シミ・黄ばみの正体

黄ばみのメカニズムを徹底解剖

クリーニングに出しているのに、なぜ
黄ばんでしまう?

日本の高温多湿な気候風土では、衣類が汚れやすく「汗」に対するメンテナンスが必須です。
「汗」には主に、皮脂・脂肪(油性系の汚れ)とアンモニア・たんぱく質・塩分(水溶性の汚れ)が混合して含まれています。

 一般的なクリーニングでは揮発性の溶剤を使ったドライクリーニングをおこないますので、汗の成分の中の皮脂・皮脂(油性系の汚れ)を落とすことには威力を発揮しますが、アンモニア・たんぱく質・塩分(水溶性の汚れ)の汚れが繊維に残ったままになります。
 一方、水洗いでは水溶性の汚れには威力を発揮しますが、皮脂・脂肪(油性系の汚れ)が繊維に残ります。
 つまり、通常のクリーニングではどちらか一方の汚れが残り、後から黄ばんできたり、シミが浮いてくることになります。
 では、水洗いをした後でドライクリーニングをしたり、その反対に、ドライクリーニングの後に水洗いをすれば良いのでは?と考えますが、実際はそうではありません。
 ドライクリーニングと水洗い、それぞれの洗浄工程の後には「乾燥工程」が入るのですが、この時の乾燥温度によって、それぞれの洗浄で落ちなかった汚れ成分が定着し、「酸化」が進むため、後から異なる洗浄方法を行ったとしても除去が難しくなるのです。繊維に残ったままの汚れ成分は、時間が経つと「酸化」がさらに進んで、目に見えるシミや黄ばみとなって現れます。
 「クリーニングから戻ってきたときはキレイだったのに、翌シーズンにクローゼットから取り出してみるとシミや黄ばみが浮き出ていた」というのは、こうした理由によるものです。

■ドライと水洗いの「二度洗い」は、黄ばみの根本解決になりません・・・イラストで詳しく見る

 ちなみに「酸化」とはその名の通り「物質が酸素と化合する反応のこと」で、空気に触れるものはいずれは酸化します。身近な酸化現象としては、食品に起こる劣化(リンゴの切り口が茶色く変色する、天ぷら油が茶色く変色する等)、金属に起こる錆び、輪ゴムがボロボロになる等がイメージしやすいかもしれません。
 酸素を吸って生きている人体でも常に酸化が起こっており、加齢と共に皮膚などのハリが失われたりすのも酸化現象の1つです。つまり「酸化」は「劣化」現象である場合がほとんどです。
 衣服についたシミ汚れは酸化が進むほど除去が難しくなり、家庭洗濯や一般的なクリーニング技術では元に戻すことはできません。
 人間が若さを保つために抗酸化作用のある食物を摂取するように、衣服に対しても酸化の進行をできるだけ抑制するメンテナンスが求められます。それが当社ハッピー独自の基本洗浄技術「水油系・アクアドライ®」です。
 衣服にシミ汚れが付いたり、既に黄ばんでしまっている場合は、「水油系・アクアドライ®」に加えて、当社の独自再生産技術の1つ「リプロン®」の「シミ汚れ落とし」や「黄ばみとり」で対応できますので、あきらめずに是非お試しください。

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