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19世紀イタリア王家「サボイア家」の専属仕立師
「マリオ・ペコラ」が絶賛

Mario Pecora

「マリオ・ペコラ」とは?

1964年に開業したス・ミズーラの高級テーラーとして知られるサロン。
オーナーのマリオ・ペコラさんはミラノを代表するサルト(仕立師)の一人。
シチリアでサルトの修行に入ったのは8歳のときで、なんと13歳で既に一人前のサルトとして活躍していたという。
その卓越したテーラリング技術は19世紀イタリア王家「サヴォイア家」の専属仕立師として、イタリアのみならず、世界中の富豪を虜にして、ロシアやスイスから、わざわざ訪れる客も多い。

「無重力バランス洗浄」で水洗いしたマリオ・ペコラのスーツをマリオ・ペコラと息子のアンジェロ・ペコラが絶賛評価

新品のシルエットを再現するアイロンワークに感心

マリオ・ペコラ談
新品のシルエットを再現するアイロンワークに感心

「スーツには毛芯やウール、コットンなど多数の異なるマテリアルが混在しています。にもかかわらず、ハッピーではスーツを解体することなく洗うことができる。
このスーツは羊とヤギの混毛生地。張りと光沢があるのが特徴ですが、折り目のシャープさや光沢が失われていません。中にはモヘアが使われていますが、このデリケートな生地がダメージを受けていない点も評価できます。またスーツにはお腹周りなどの立体的なカーブがありますが、それもうまくアイロンがけされていて感心しました。」

全く生地にダメージを与えないアイロン仕上に感心

アンジェロ・ペコラ談
全く生地にダメージを与えないアイロン仕上に感心

「過去にドライクリーニングでスーツが堅くなった経験がありますが、ハッピーの水洗いで、仕立て直後のような柔らかさに!非常にデリケートな高級素材で作られていて、普通は水洗いに適さないものを、全く傷まずシルエットも保ったまま洗いあげている。
また、縫い目もクリーニング前と全く同じ。つまり、生地と縫い目自体の収縮がないから張り具合が変わらないということですね。真珠貝など貴重な素材を使ったボタンも、すべて取り外して洗ってくれるので傷むこともないし、裏地の引きつりなどの問題もなし。特に感心したのは、全くダメージを与えることのないアイロン仕上げです。」

マリオ・ペコラ氏 と ハッピー代表(イタリアのマリオペコラ工房にて)
マリオ・ペコラ氏 と ハッピー代表
(イタリアのマリオペコラ工房にて)
ケアメンテした自分のスーツの軽さに驚くアンジェロ・ペコラ氏(第一回環境と洗浄の世界大会にて) ケアメンテした自分のスーツの軽さに驚くアンジェロ・ペコラ氏
(第一回環境と洗浄の世界大会にて)

袖を通したときのフィット感が違います

パーツごとに丁寧に地の目を通すことで浮き上がるパターン
さらに、いせ込み・くせ取りを施すことで、より体にフィットする立体的なシルエットと作り手の意図を忠実に再現していきます。機械プレスでは絶対に実現できない、新品時のスタイルを体感してください。

プレスポイント

スーツ上着
ハッピーの仕上げ技術「シルエットプレス」を検証

カラー(上衿)
襟山をいせ込み、本来のカーブを再現。「のぼり」を際立たせ、首回りに吸い付くようにフィットします。

袖山・袖ぐり
ナポリ袖やビルドアップショルダーなど国や作り手によってさまざまですが、地の目を通し、特長に合わせてディテールを作り込みます。

ラペル(下衿)
返り線をいせ込むことにより、胸元を包み込むような美しい曲線を描きます。返り線もつぶれることなく自然なロールで柔らかなディテールを演出します。

胴回り
ダーツといせ込みによってウェストシェイプを引き立たせます。


内袖の地の目を通しくせ取りをすることで、自然と前面に振り出すような曲線を作り込みます。

スーツパンツ
ハッピーの仕上げ技術「シルエットプレス」を検証

腰回り
タックがある場合、自然な立ち上がりで、美しいプリーツラインを作り込みます。 ベルト部分をいせ込むことで、より体にフィットする曲線を生み出します。

股下
股ぐりの処理で、シャープな股下を演出します。

ひざ下
すね部分が後ろに湾曲。そのカーブに並行するように、ふくらはぎ部分も後ろに湾曲させることにより、真っ直ぐな美しい脚長シルエットを演出します。

※「いせ込み」「くせ取り」とは・・・平面の生地を伸ばしたり、縮めたりして曲げることで、立体的な生地に変形させる手法
※「地の目を通す」とは・・・生地の経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の織り目をきれいに揃えること

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