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高野 雲

高野 雲

音楽

ジャズ漬けの日々を送っているためか、日常を切り取る眼差しも無意識に「ジャズ目線」になってしまっているようです。古き良きジャズが持つ遊び心、抑圧をぶち壊すパワーに憧れ、座右の銘は「人生アドリブ」。何事も勢いとノリが大事だぜ!なんて嘯きつつ、いい年こいて自爆を繰り返す日々です。手垢のついたスタンダードナンバーに新たな命を吹き込むジャズマンのように、面白くなきことも面白く語れれば最高です。

高野 雲
高野 雲

公式ホームページ

http://cafemontmartre.tokyo/
管理人
プロフィール
ジャズをガソリンに音と活字を遊び倒す雑文屋。横浜本牧生まれの東京下町育ち。
10代後半ジャズに目覚め、勉強そっちのけでジャズ喫茶に入り浸る日々を送る。
ジャズベーシストに師事し、「ジャズ研」ではベースを弾きまくり、バイト先の老舗ジャズ喫茶ではコーヒーを出しながら「ジャズ耳」を鍛え、「ジャズ」と名のつく書籍・雑誌は片っぱしから読み漁る学生時代を過ごす。
出版社に就職後は、仕事の傍らジャズのレビューを自サイトや、音楽系Webサイト、フリーペーパーなどに書き散らし、2005年に邱永漢氏の公式ウェブサイト「Hi-Q」に「JAZZが好きだと答えてみたい~ダテから入ってツウになれ」への連載をきっかけに、『Swing Journal』や『ジャズ批評』などのジャズ専門誌にも寄稿を開始。
2008年に独立、フリーとなり、東京FMミュージックバードでラジオ番組「高野雲の快楽ジャズ通信〜What Is This Thing Called Jazz?」にて2年間メ インパーソナリティを務めジャズの魅力を発信。同時に、都内複数のイベントスポットやミュージックラウンジにて不定期にジャズ鑑賞会「音聴き会」を催す。趣味は映画鑑賞とガンプラ作り、電信柱&クレーンのウォッチング。
主著に『超!音楽鑑賞術』(ヤマハ・ミュージックメディア)、『ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門』(シンコーミュージック・エンタテイメント)がある。
個人サイト「カフェモンマルトル」http://cafemontmartre.tokyo/
は、ほぼ毎日更新。気軽に遊びにいらしてくださいね。
■ 「快楽ジャズ通信」http://jazzpleasure.seesaa.net/
コミュニティのカテゴリー
音楽
高野 雲
2018.12.04
新宿西口のヨドバシカメラ、
ホビー・おもちゃ館にて、
「オラジム」というイベントが開催されています。


これは、ガンプラのジムというロボットを
展示するイベントですが、
毎年、ユニークな作品がたくさん展示されています。


このイベントに、さきほど出品してきました。


ジ・オという『ゼータガンダム』に登場したラスボスの頭を
ジムに取り換えただけという、
めちゃくちゃ手抜きな作品です(笑)。


名付けて「ジムォ」。



ジムとジ・オの融合ということで。


ちなみに、このジムというモビルスーツ(ロボット)は、
ザクと並んで、
名脇役というか、名やられ役的なポジションを確立しており、
この役どころを心得た、
「サラリーマンジム」なる傑作作品も展示されています。


腕に覚えのあるガンプラモデラーさんたちが、
ユニークな作品、
インパクトのある作品、
仕上げの美しい作品などなど
多数出品されておりますので、
新宿にお越しの際は、
ぜひぜひヨドバシカメラのホビー・おもちゃ館の
1Fに覗きにいらしてください。



ガンダム好き、ガンプラ好きにとっては、
けっこう楽しめるのではないかと思います。



展示は、来年2019年の1月28日まで
行われているそうです。



▼ヨドバシカメラ第3回「オラジム」にジムォを出品!
http://cafemontmartre.tokyo/work/model/gunpla/o...


:
高野 雲
2018.11.26
才気ばしった鋭いピアノも、

ベテランのベーシストが発する
あたたかく、太いベースに包まれると、
おだやかな表情を見せる……。


ベーシスト、チャーリー・ヘイデンと、
ピアニスト、ブラッド・メルドーが、
2007年、ドイツの教会で演奏した記録、

『ロング・アンド・ファー・アウェイ』評をアップしました。


▼こちらです
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/haden_me...



:
高野 雲
2018.11.22
もうすぐ冬。

でも、なんとなくまだギリギリ秋。

そんな感じの陽気です、東京は。

秋といえば、ジャズのスタンダードに《ニューヨークの秋》という素敵な曲があります。


多くのジャズマンが取り上げてきたナンバーですが、
個人的には、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のバージョンが、
入門者の方にはオススメだと思っています。


ミルト・ジャクソンの爽やかで、
ちょっとヒンヤリとしたヴィブラフォンの音色が、
なんとも、秋。


明るい日差し、だけど少し冷たくなってきた空気感を
しんみりと奏でてくれているのです。


『ジャンゴ』というアルバムに収録されています。


おすすめ!


▼レビューはこちらです
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/django/

:
高野 雲
2018.11.11
ジャズレコードのプロデューサー・行方均氏の新刊『ジャズは本棚に在り ジャズ書と名盤』のレビューをアップしました。


http://cafemontmartre.tokyo/books/musical_book/...


どちらかというとジャズ初心者よりも
マニア向けの内容の本ではありますが、

本書で紹介されている様々な本(と雑誌)の中から、
「気になる一冊」を見つけるのも一興かと思います。




:
高野 雲
2018.11.06
ピアニスト、アキコ・グレースさんの
『フロム・オスロ』評をアップしました。


▼フロム・オスロ/アキコ・グレース
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/from_oslo/


北欧のスタジオでレコーディングされた、
凛と冴えわたった美しいピアノが聴きものです。


豪胆で大胆な側面もみせる力強いピアノ弾きの方ですが、
このアルバムでは繊細な感性が色濃くにじみ出ています。


ひたすら美しい。
(・∀・)b




:
高野 雲
2018.10.29
Kis-My-Ft2の北山宏光が映画初主演!

死んだけれども、
猫として生き返った「猫の役」も演じます。


『トラさん 僕が猫になったわけ』、
2019年2月15日(金)より全国ロードショー!



http://cafemontmartre.tokyo/video/movie/torasan...


:
高野 雲
2018.10.23
1954年(昭和29年)といえば、
織井茂子と佐田啓二の《君は遥かな》が発表され、ヒットした年です。

あとは、岡本敦郎の《高原列車は行く》もそうですね。


名曲、名唄だとは思いますが、
64年後の現在の耳には、
さすがに時代を感じるというか、
いささか古く聞こえてしまうことも確か。


そのいっぽうで、1954年に録音された
ヘレン・メリルのアルバムは、
今聴いてもまったく古さを感じません。


歌も演奏も。


「時代を超えて」なんて言うと、
ありきたりな表現かもしれませんが、
まさに、そうとしか言いようがないです。


ジャケットも時代を超えて
濃厚に「ジャズ」してます。


個人的には大口開けて熱唱しているヴォーカルアルバムに
駄盤なし!と思っています。


▼ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/hellen_m...


:
高野 雲
2018.10.15
もうずいぶん前から
「ジャズは死んだ」などと言われているようですが、

はたして、ジャズって死んだんでしょうか?


▼ジャズは死んだのか?
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/jazz_is_...
:
高野 雲
2018.10.07
そういえばサリンジャーは、
『ライ麦畑でつかまえて』以外の著作をのこしていませんね。


なぜ?


映画、『ライ麦畑の反逆児』にその答えが?!


来年1月公開の公開が楽しみです。



▼ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー 2019年1月全国公開
http://cafemontmartre.tokyo/video/movie/rebel_i...

:
高野 雲
2018.10.02
幼少の頃より、
クレーンや電信柱を眺めることが大好きでした。


折に触れて、これらをデジカメに収めていたのですが、
だいぶ溜まってきたので、
私のブログ「カフェモンマルトル」に
「散歩」というコーナーを開設!


散歩中にみかけた
クレーン、電柱、重機などの画像をアップしました。


▼こちら
http://cafemontmartre.tokyo/category/stroll/


だいぶ昔の画像もありますが、
これらを見ると、
当時の記憶が解凍されて
懐かしい気分になります。


なんでもない風景でも、
今はスマホでカンタンに撮影できる時代。


少しでもピンときた風景を撮影し、
バックアップを取っておくと、
数年後には、
「自分の中」のお宝画像になっているかもしれません。





:
高野 雲
2018.09.24
キアヌ・リーヴスと
ウィノナ・ライダー。


なんと今回で4度目の共演になります。



デスティネーション・ウェディング
邦題:あなたの恋は、まわり道



年末公開です。


キアヌを見るのは久しぶりかも。
今回はヘンクツ男を演じているようです。



http://cafemontmartre.tokyo/video/movie/destina...


:
高野 雲
2018.09.11
『万引き家族』の是枝監督が総合監修した国際共同プロジェクト、
『十年 TEN YEARS JAPAN』の試写に行ってきました。



75歳以上の低所得者に安楽死を奨める社会、

AIが小学生を管理、教育する社会、

故人の生前データをのぞき見できる社会、

放射能汚染で人類は地下で暮らしている社会、

徴兵制が施行され、どこかの国で交戦中の日本。


……と、5つの「十年後」の社会が短編で描かれています。


しかしまあ、どれもが憂鬱な「十年後」ですな。

1つくらい能天気で明るい作品があっても良いのに、っていうのが個人的な感想です。


▼レビューをアップしました
http://cafemontmartre.tokyo/video/movie/ten_years/

:
高野 雲
2018.08.24
ジャズを聴く愉しみのひとつに、
同じ曲を
違う演奏者で聴き比べることがあります。


個性の音楽でもあるジャズゆえに、
同じ編成、同じテンポでも、
立ち現れる世界は
まったく別物であることも珍しくありません。


たとえば、人気スタンダードナンバーの
《マイ・ファニー・ヴァレンタイン》。


同じトランペット奏者でありながらも、
マイルス・デイヴィスと
ケニー・ドーハムが描き出す音風景は
まったくの別世界。


あなたはどちらの《マイ・ファニー》がお好きですか?



▼マイ・ファニー・ヴァレンタイン。憂いのマイルス、哀愁のドーハム
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/my_funny...




:
高野 雲
2018.08.18
旧・ソビエト連邦の宇宙飛行士。


宇宙ステーションで仕事中にソビエトが崩壊。
国はゴタゴタ。


ゆえに、地球への帰還は無期限延期!
w(゚ロ゚;w


家族はどうなる!?
そして、自分は?!


宇宙ステーションと交信しているうちに、
いつの間にか仲良くなった
キューバの大学教授が地球に還れなくなった「親友」を救おうと動き出す。


実際にあった出来事が、
アメリカ、キューバ、スペイン合作の映画になりました。


タイトルは、
『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』。


これは面白そう。


年末に公開される予定だそうです。


▼作品データをアップしました
http://cafemontmartre.tokyo/video/movie/sergio_...

:
高野 雲
2018.08.10
『リメンバード・ライヴ・アット・スウィート・ベイジル』のレビューをアップしました。


▼こちらです
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/dolphy_l...


アルトサックス奏者、ドナルド・ハリソンの澄んだ音色に魅了されてください。


そして、もしこのアルバムが好きになったら、
ぜひ、エリック・ドルフィーとブッカー・リトルの
『アット・ザ・ファイヴ・スポット』というアルバムも聴いていただければと。


私が大好きなジャズアルバムの5本指に入る作品です。

▼アット・ザ・ファイヴ・スポット vol.1 /エリック・ドルフィー
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/dolphy_5...


:
高野 雲
2018.08.10
延々と続いていた猛暑も、東京は今日の小雨でひと段落。


雨降りの時に聴きたくなるジャズの1枚に、
スー・レイニーの『雨の日のジャズ』があります。


スー・レイニーの歌声が、
まさにレイニーなのです。


バックのアンサンブルはちょっとゴージャス過ぎる感じがしなくもないのですが、
スーのヴォーカルを彩る管楽器は、複数のトロンボーンとフルートという2種類のみ。


なかなか面白い編成の演奏も楽しめるアルバムなのです。




▼昔書いたレビューです♪
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/songs_ra...

:
高野 雲
2018.07.24
よくジャズは「大人の音楽」だと言われますが、
それは、「大人っぽい店でかかっている大人っぽい音楽」だからという
表面的なことではなく、

おそらくは、年とともに染みてくる要素の多い音楽だからだと思います。


もちろん若い感性にビビッとくる要素も多いのですが、
若い頃には気が付かなかった
心の琴線に染みてくる要素は、
年とともに増えてくるものだと思います。


最近、心の臓腑に染み込みはじめているジャズが、コレ。

トランぺッター、マイルス・デイヴィスと
アレンジャー、ギル・エヴァンスの素晴らしいコラボ作品である
『スケッチ・オブ・スペイン』です。


熱いスペインの情景がオーケストラが描写しつつも、
マイルスのトランペットが放つ絶望的な寂寥感は、
40度越えの猛暑も容赦なくクールダウンしてくれるのです。



▼レビュー書きました。
http://cafemontmartre.tokyo/music/jazz/sketches...





:
高野 雲
2018.07.15
『フリースタイルダンジョン』というラップバトルの番組を毎週楽しみにみています。

ジャズとヒップホップ。

ジャンルは違いますが、
限られた時間(小節)の中で、
頭脳と技量の最大限を尽くし
即興で最良のアウトプットをしようとする行為は、
ジャズのジャムセッションにも通ずるところがあります。

そして、彼らヒップホップのMCたちの表現様式や、
表現のアプローチも一人ひとり異なり、
それが、ジャズマンに通じるところもあることに気が付きました。

音楽に限らず、どの芸術分野においてもそうなのかもしれませんが、

そのジャンルの枠内にとどまる人、
枠からはみ出そうとする人、
枠を壊して新たな価値を創出しようとする人、
枠外から新たな要素を注入しようとする人など、
様々なタイプに分けられると思います。


ヒップホップ好きや
フリースタイルダンジョン好きさんが
ジャズにも興味を持ってもらうと良いなと思い、
こんな記事を書いてみました。


▼フリースタイルダンジョンのモンスターを無理やりジャズマンに当てはめてみた
http://cafemontmartre.tokyo/music/freestyledang...


:
高野 雲
2018.06.17
オスマントルコ全盛期、
スレイマン大帝のもとで
膨大な数の建築を手がけた男、ミマール・シナン。


この本は、特に世界史やイスラム圏の文化に興味がなくとも、
まるで水彩画のような筆致が美しく、
一気に最後まで読みすすめてしまうことが出来ます。


おすすめ!


▼感想をアップしています♪
http://cafemontmartre.tokyo/books/novel/mimar_s...
:
高野 雲
2018.06.05
金曜ドラマ『執事 西園寺の名推理』観ながらメモを更新しました。

http://cafemontmartre.tokyo/video/drama/shitsuj...

第6話はピアノネタ。

まさか、フォークやロックでもおなじみの7thコードや9thコードをクラシックの曲にほんのちょっと混ぜて弾いただけで、
名執事の上川隆……いや、西園寺さんが、
「あなたは、クラシックではなくジャズをやりたいのでは?」と尋ねるところには仰け反りました(笑)。


クラシックの曲を勝手に変えて弾くことは、作曲者に対しての冒涜だ!
うん、たしかに「クラシック文脈」からすれば、その意見にはうなずけます。

しかし、ひとたびそれが「ジャズ文脈」になると、
「素材いじって何があかんの?」となります。

基本、ジャズマンは料理人です。

既存の曲は、すべて素材です。

素材をおいしく調理できれば、
先祖代々脈々と伝わってきた調理法じゃなくたって別にイイんです。

自己のオリジナリティをどう表出させるか、
それにこだわるのがジャズですから。

演奏よければ、すべて良し。
それがジャズ。

リンク先の山中千尋さんの演奏をどう感じるかが、
あなたの「ジャズ度」を測る試金石になるかもしれません。

▼こちらを是非ごらんになってください
https://www.youtube.com/embed/OGY3xFfrPx4

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