2.地球環境を救う「Happyケアメンテ®」の実験物理学と科学
このように過去の出来ごとの繋がり、人々の考え方の変化、社会の移り変わりを追っていくと「クリーニング」は、日本の経済成長とともにあり、服飾品が着捨てられていく時代の申し子のように服飾産業の成長と共に拡大してきたのです。ところが「クリーニング」でキレイに「出来ない」ことが衣服を「短命化」させて、地球環境を壊して殺人的異常気象を起こしている原因の一つになっていることは前述した通りです。
これを解決するために「Happyケアメンテ®」を1999年に立ち上げて、新品同様の状態を百年単位で維持するという「他が真似のできない、他の真似をしない」技術革新(イノベーション)を生みだして、コモディティ化できないOnly Oneの「本物の真・価値」を創造してきました。
Only Oneの洗浄のイノベーション技術は、100万点を超える服飾品からデジタルエビデンスデータとして約20億種類に分類・仕分けされます。それらは、繊維素材、染色、紡織、シルエットデザイン、ラグジュアリー・ハイブランド服飾品のクセやデザイン・縫製・染色・紡織の特性、特徴など、さらにシミ・汚れ・黄変・変色・破損・汚損など、加えて生活・習慣のクセなどがデータベース化されています。
第1章の1項でも簡単に述べていますが、そのデータベースを解析して20万通りを超えるパラメータが作成され、そこから「ケアメンテ®」サービスに依頼される衣服の処理・処置(物理論と化学論の融合技術)のエビデンスデータによる「最適解」が導きだされるのです。さらに、その「最適解」を生産技術と生産工程に連結させることで、素人の誰が「ケアメンテ®」の洗浄・仕上げ処理・処置をしても、新品同様に蘇らせることができるようにしたのです。
つまり、世界初の洗浄技術の無重力バランス洗浄®(世界19ヵ国・方法と装置特許取得済)に、ケミカル技術(Black Box=企業秘密・門外不出)を組み合わせて、実験物理学から実証した洗浄方法を「コアコンピタンス」にして、「Happyケアメンテ®」の本物の真・価値サービスが生れているのです。この洗浄技術・技法がリアルタイムで進化して、実験物理学のエビデンスデータとなるようにプログラミングされるようになっています。
「Happyケアメンテ®」は、世界で初めて、独自の基礎研究を重ねて開発した無重力バランス洗浄®(世界19ヵ国・方法と装置特許取得済)に、ケミカル技術(Black Box=企業秘密・門外不出)の何十億通りを組み合わせて集積した電子カルテによって『串刺し一元管理システム』が構築されて、エビデンスデータが実験物理学の実証科学になっているのです。
『串刺し一元管理システム』は、「Happyケアメンテ®」の独自に生みだした多次元(メビウス循環…エビデンスデータの組合せ)的アプローチによって、サービスの全業務が仕組み化されています。
その骨子構造は、受注→カルテ作成→カウンセリング→ユーザーmy pageで確認→規格化されない一品単位の生産工程管理&納期管理→技術品質管理・検品カルテ照合→代金回収→財務会計税務→労務→ロジスティクス→ユーザーmy pageで確認可能なデータがメビウス循環(多次元的アプローチ)しているのです。これら仕組みがリアルタイムで、実験物理学のエビデンスデータとなるようにプログラミングされています。これに加えて、サービス価値の体感・体験品質、納期の情報管理までをWebで顧客と共に情報共有できるようになっているのです。
それがデータベース化され、その洗浄実験物理学から実証したエビデンスデータが「コアコンピタンス」になり、そこから得られるデータが、さらに洗浄技術・技法の基礎データになって集積されて、日々、増殖して精度を高めるようにしています。つまり、反復して集積される実験物理学を実証する合理的な根拠に至る仕組みが、リアルタイムで進化するようにプログラミングされているのです。
纏めると、これらの特許技術、さらには、サービスの仕組みをコンピュータテクノロジーでエビデンスデータを集積し生産性を向上させて、コストダウンを図る高収益構造の方法が、クリーニングの「出来ない」を「出来る」にChangeし、百年単位で新品を着用・愛用できるようにしたのが「Happyケアメンテ®」です。これによって、新しいマーケティング戦略による宅配クリーニングを1999年に日本初で立ち上げて、新・市場を形成しようと奮闘しているのです。
つまり、大幅なコスト削減(生産性向上)を実現しつつ、ファッション服飾品の汚損、破損を再生・再現・復元・修復して百年単位で新品同様を維持させるという「ケアメンテ®」洗浄技術とサービスの仕組み性能・機能・利便性を向上させて、サービス営業面での魅力を強化しているという訳です。
そして、こういう合理的な要素だけでなく、前述している通り、服飾品の創作者が持っている「美」への想いと、その服飾品を愛用・着用する人が新品を身に纏った時の味わい深く、爽快な気持ち・気分になれるように、人の感性や感覚を大切にすることに余念がありません。
これには、コンピュータテクノロジーの無機質なデータのメカニズムをプログラミングでコントロールし、温かい心の通うコミュニケーションをできるようにしています。
また、コンピュータテクノロジーによる様々なソフトやシステムの演算機能(コンピュータリテラシー)から求める「最適解」だけでなく、必ず人の判断を介在させ、それが、さらにデータベースに集積されるプログラムを構築し、サービスの仕組み(複数の国内ビジネスモデル特許取得済)をコンピュータテクノロジー(Digital Transformation=DX)で、本物の真・価値である「Happyケアメンテ®」の自然循環型の「再生産サービス産業」を創出しているのです。
これらに加えて、第1章の1項で触れた「Happyケアメンテ®」の洗浄実験から得た実証科学をドイツの人体生理学における権威ある「ホーエンシュタイン研究所」から「ケアメンテ®」サービスの研究論文が発表され、さらに、服飾品のマーケティングから製造過程を一貫して研究する専門分野のドイツNRW州立ニーダーライン大学の推薦を受けています(HPに掲載 参照)。
なお、「中小企業IT経営力大賞2013」で経済産業大臣賞を受賞し、2016年度版『中小企業白書』に掲載され、同年『第1回 日本サービス大賞』で優秀賞(SPRING賞)を受賞(これら以外にも多数認証、受賞)しています。
次いで、経済産業省が定める『DX認定制度』の「DX認定事業者」に2021年認定され、公的な認定、受賞などを機に、経済産業省のサービス工学委員会の委員を受任し、東京大学に本部を置くサービス学会の発起人及び代議員を務めるようにもなりました。
メディア報道も、テレビ・新聞・経済/ファッション情報誌など合計数が100件ほどの数に上ることからも、市場の信用・信頼を得ていることがお分かりいただけます。これも第三者評価として「Happyケアメンテ®」のホームページで公開しています。
これらのコンピュータシステムは社内製で構築しており、科学と人間とコンピュータの三位一体の融合であり、これが「人的資本の人財ありき」で形成され、知的好奇心の人間集団へと発展、遷移するように組み立てられています。
以上のような洗浄技術の豊富さ、また、複雑なサービスを仕組み化するコンピュータテクノロジーのバリエーション・ラインアップは、生産技術と技術品質の向上がリスクマネジメントの守りの備えから攻めの武器に変わるという一面を併せ持っているのも見逃せない客観的な合理的事実です。