母から娘へ
絹織物の「きもの」は、日本で紡績業が盛んになるまで絹糸が貴重だったため、長く着られるように工夫され大事に扱われていました。お手入れと管理を上手にすれば、母から娘へ、そして、孫へと親子三代(およそ100年)にわたって受け継がれることができます。 |
百年昔の「きもの」
今から百年さかのぼれば、日本で西洋文化が開花した明治時代となり、男性の洋装化は進みましたが、女性の洋装化は極一部の上流階級にのみにとどまりました。 |
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| 写真の「きもの」は、ちょうど約100年昔に仕立てられた、花嫁の「きもの」です。真っ赤な裏地と、牡丹の花がアレンジされた西洋風の柄が特徴的で、当時の時代背景を醸し出しています。 この「きもの」の裏地に使われている、真赤に無地染めされた薄地の平絹のことを「紅絹(もみ)」といい、戦前は女性や子供の着物の胴裏にこの紅絹を使うのが定番でした。ウコンで下染めしたものを紅花で上染めして仕上げられられます。花を揉んで染めることから「もみ」との名がつけられました。 「きもの」が日常着であった当時は、日常着の大半は“織り”の「きもの」で地味なデザインが多く、そんな地味な日常着から、より女らしく色っぽくするために「紅絹」は使われました。また、魔除けの意味も込められていたそうです。 「紅絹(もみ)」から薄い色の表地に色が移る可能性が高いため、現代の「きもの」にはほとんど用いられることがなくなりました。 |
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きものを水で丸洗い
100年以上前に着用された正絹の「きもの」を、ハッピーの『無重力バランス洗浄機』を使って、「水で丸洗い」をしてみました。 |
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| <洗濯条件> 洗浄機 : 無重力洗浄機 洗浄時間 : 15分 洗浄温度 : 常温 すすぎ時間 : 4分×2回 添加薬剤 : 当社の独自開発色止め剤 |
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洗浄前 |
洗浄後 |
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無重力バランス洗浄により、洗い張りのように縫製を解くことなく、100年以上昔の「きもの」を水で丸洗いすることに成功しました。 |
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まとめ
先の検証のところで述べているように、正絹の「着物」を「水で丸洗い」することは、今まで不可能とされていました。 『無重力バランス洗浄方法』では、水を使う(友禅流しは水を使用)ため、汚れやシミをキレイに除去して、美しく染められている発色を甦らせ、「絹」が持つ「きもの」本来の味を再現・復元することに成功しました。 |
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