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従来の水洗いは、界面活性剤を作用させるために、「捻る、揉む、攪拌する、たたく」といった物理的機械力に頼る洗い方が一般的でした。 しかし、この物理的機械力に頼った洗い方では、水分を含んだ繊維に大きな外力を加えることから、繊維そのものに乱れを発生させるだけでなく、伸縮率の異なる繊維による型くずれを更に悪化させるため、特にウールや絹(シルク)などの動物繊維による衣類については、対応が不可能でした。 一方、水洗いによる欠点を克服するものとして、ドライクリーニングが開発されましたが、このドライクリーニングでは、シミや黄ばみの原因となる水性の汚れが除去できないため、その洗浄自体に根本的な欠陥がありました。 この原理に基づく洗浄技法が、水中を衣類が無重力状態にあるかのごとく漂うことで洗浄される、無重力バランス洗浄技法であります。 |
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そして、この無重力バランス洗浄技法を実現するための装置「無重力バランス洗浄装置」を開発して実機化することで、無重力バランス洗浄技法をインダストリアル化しました。 |
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無重力バランス洗浄装置は、水で満たした洗濯ドラム槽内で、Sラインカーブ形状の内壁の回転により、ドラム槽内に水流を発生させます。 このドラム槽内に発生する水流によって、ドラム槽に満たされた水に圧力位相差が生まれて、洗濯装置内に投入された衣類に水の圧力位相差と浮力が作用し、擬似無重力状態となります。 水中で擬似無重力状態となった衣類は、ドラム槽の内壁に衝突することなく、ドラム槽の中で広がるようにして浮遊します。 このように、ドラム槽内で広がった衣類は、水と接触する表面積が広がると同時にSラインカーブによる水流によりやさしく洗浄されるため、界面活性剤が十分に繊維の中まで浸透して、高い洗浄効果が得られます。
(※1) MA洗浄による繊維ダメージの比較、繊維の改質の有無 (※2) 形状の変形の有無 (※3) 無重力バランス洗浄技法の方法論及び無重力バランス洗浄装置は、 いずれも特許を取得しております。(特許第3841822号、特許第3863176号) |
ジャケットによる洗浄結果比較
































