ラグジュアリー服飾品の購買動機をChangeして地球を救う
…「Happyケアメンテ(R)」の熱い想い
総理府の統計では、1992年のクリーニング市場は8200億円となっており、他の調査では推計1兆円とされていました。ところが、これをピークにクリーニング市場は衰微していき、2020年に矢野経済研究所が実施した市場調査では、1700億円に激減しています。
この原因は、
1.クリーニング代よりもファストファッションの衣服の方が安く買える
2.家庭洗濯できる衣服の増加
3.コロナパンデミックを境にリモートコントロールで外出が減り「いい服を着る」機会を失っている
などが挙げられます。
ところが、真の原因は先述の理由ではなく「クリーニングしても、キレイにならない」という深刻な問題と、服飾産業界の温暖化効果ガスCo2排出を助長しているという隠れた問題があると考えられます。
全国クリーニング環境衛生同業組合でクリーニングの意識調査をしたところ、二人に一人がクリーニング不満を持っているのが明らかになっています。このクリーニング意識調査は、2000年以前の調査ですが、「クリーニングではキレイにならない」という深刻な問題を25年間以上も放置していることで、クリーニング離れが顕在化してきたというのが真相です。
「クリーニングではキレイにならない」という問題は、ドライクリーニングや水洗いのクリーニング後、クローゼットで保管していると「無かったシミが浮いてきたり黄ばんで変色する」という「黄変現象」が起きたり、また、異様なニオイがしたり、風合いが損なわれて生地が硬くなったり、ディテールが変形したり、カビが発生するなどの「損壊現象」が顕在化して着用できなくなるのです。
クリーニングの実態を知る賢い消費者は「クリーニングしてもキレイにならないだけでなく、衣服の寿命が短命化し、捨てなければならなくなるから、クリーニングを利用しなくなった」「クリーニングすると、すぐに着用できなくなって捨てなければならないので高価なラグジュアリー服飾品の購入も敬遠するようになった」と言います。
実は、クリーニングで「キレイにならないから服を捨てる」ことが、服飾産業界の大量生産・大量消費・大量廃棄をエスカレートさせ、温暖化効果ガスCo2を大量排出させる原因の一つになっているといえるのです。
ちなみに、2018年に当社「ハッピー」が矢野経済研究所に衣服購買動機調査(家族年収2000万円以上、2000名、20~70歳、男性6割・女性4割)を依頼した結果は、クリーニング環境衛生同業組合のクリーニング意識調査を裏づけるように、クリーニングによって、上述の「黄変・損壊現象」が起きるので、「クリーニングを頼まなくなった」「ラグジュアリー服飾品は買わなくなった」という回答が半数以上を占めています。
高いお金をだして高級品を買って、クリーニングして、すぐに着られなくなるのであれば、ファストファッションで「ガマンする」となる回答は、ラグジュアリー服飾品が売れなくなって当然に帰結するところです。
この一方で、「新品状態を維持し、着続けることができるのであれば、高級で価値のある服飾品を買い足して、お洒落を楽しみたい」とする人が80%を超えた回答が寄せられています。
つまり、消費者の衣服の購買心理は、新品状態が維持し着続けることができれば、次買う時もラグジュアリーブランドを買い求めるとするのが、お洒落を楽しむ購買動機になるようです。
当社「Happy」のお客様は、クリーニング屋さんから「諦めてください」と言われたけれど、諦めきれず、勿体ないし、捨てられないから、当社「クリーニングの駆け込み寺」として利用される方が大半を占めます。お客様からは「ケアメンテしてもらったら新品みたいになったので、今後も色違いや型違いが買えます」という嬉しい声をいただいています。
このような、嬉しい生の声が増えていることから、「Happyケアメンテ(R)」で、新品状態が何十年と維持できれば、お洒落の楽しみ方が変化していくのです。
お洒落を楽しむお客様は、新品状態を維持できるのであれば、お洒落なラグジュアリー服飾品を買い足して、お洒落の着回しを楽しめるとし、さらに、衣服を捨てなくて済むので、「お洒落」を温室効果ガスCo2の削減に役立てて、地球環境を守るという意識も併せ持って、社会貢献されようとする方が多いようです。
さらに、2019年8月フランスのビアリッツG7サミットで、グッチやバーバリーなどが先導して衣服を廃棄しないという「ファッション協定」に賛同したように、当社「Happy」のお客様の意識が、地球環境を守るさらなる動きに転移していくことに期待を寄せています。
このように検証していくと、新品状態が維持できれば「衣服が売れなくなる」という服飾産業界の販売の固定概念を塗り替える時期であると捉えられ、言い換えれば、ラグジュアリー服飾品の販売に拍車がかかることが予測できるのです。
お客様の熱い想いを決して裏切ることなく、「あきらめない・もったいない・捨てない」の「衣文化サービス価値」によって、ラグジュアリー服飾品の購買動機に繋がるように貢献し、併せて、地球環境保全に寄与していくのが「Happyケアメンテ(R)」です。
お客様のラグジュアリー服飾品購買動機が、Happyケアメンテの新品状態を維持する「あきらめない・もったいない・捨てない」の新・衣文化サービス価値に遷移していきます。 |