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ハッピー独自の水系洗浄技術「無重力バランス洗浄®」

ハッピー独自の水系洗浄技術「無重力バランス洗浄®」

洗浄の常識を覆した
独自の水系洗浄技術

無重力バランス洗浄技法

 従来の水洗いは、界面活性剤を作用させるために、「捻る、揉む、攪拌する、たたく」といった物理的機械力に頼る洗い方が一般的でした。
 しかし、この物理的機械力に頼った洗い方では、水分を含んだ繊維に大きな外力を加えることから、繊維そのものに乱れを発生させるだけでなく、伸縮率の異なる繊維による型くずれを更に悪化させるため、特にウールや絹(シルク)などの動物繊維による衣類については、対応が不可能でした。
一方、水洗いによる欠点を克服するものとして、ドライクリーニングが開発されましたが、ドライクリーニングでは、シミや黄ばみの原因となる水性の汚れが除去できないため、その洗浄自体に根本的な欠陥があります。

 そこでハッピーでは、水洗いとドライクリーニング、それぞれの致命的な欠陥を克服するために、物理的機械力を発生させることなく、手洗いよりも優しく「水」で洗うことができる洗浄原理を発明しました。それが「無重力バランス洗浄技法」です。
 さらに、この無重力バランス洗浄技法を実現するための装置「無重力バランス洗浄装置」を開発して実機化することで、無重力バランス洗浄技法のインダストリアル化に成功しました。

●「無重力バランス洗浄®」で高級スーツを水洗い

無重力バランス洗浄装置の
メカニズム

 無重力バランス洗浄装置は、水で満たした洗濯ドラム槽内で、Sラインカーブ形状の内壁の回転により、ドラム槽内に水流を発生させます。
 このドラム槽内に発生する水流によって、ドラム槽に満たされた水に圧力位相差が生まれて、洗濯装置内に投入された衣類に水の圧力位相差と浮力が作用し、擬似無重力状態となります。
水中で擬似無重力状態となった衣類は、ドラム槽の内壁に衝突することなく、ドラム槽の中で広がるようにして浮遊します。
 このように、ドラム槽内で広がった衣類は、水と接触する表面積が広がると同時にSラインカーブによる水流によりやさしく洗浄されるため、界面活性剤が十分に繊維の中まで浸透して、高い洗浄効果が得られます。
 手洗いよりも優しい水洗いを実現した無重力バランス洗浄装置によって、水洗いはタブーとされていた動物繊維や繊維素繊維(レーヨン等)などについても、繊維や生地を傷めることなく(*1)、シルエットを保ちながら(*2)キレイに洗うことができるようになりました。

*1 MA洗浄による繊維ダメージの比較、繊維の改質の有無
*2 形状の変形の有無
無重力バランス洗浄装置のメカニズム

 物質の劣化現象とも言える、自然界において避けられない「酸化」現象により、やがて衣服にはシミや黄ばみ等の「黄変現象」や、風合い変化・色調変化・形状変化などの「損壊現象」などのトラブルが起きます。
 衣服の着用状況や動物・植物繊維、化学繊維などによっても酸化の進行速度には差異があるため一概には言えませんが、衣服の耐用年数は平均的に3~5年と言われています。この耐用年数の短命さは、衣服に対する一般的な洗浄(ドライクリーニングや家庭洗濯レベルの水洗い)の洗浄方法によって起きていると言っても過言ではありません。
 ⇒詳しくは「クリーニング後に浮き出るシミ・黄ばみの正体
 しかし、衣服に起こる「黄変現象」や「損壊現象」などのトラブルは、「酸化」進行の元となる原因を取り除くことで、衣服の寿命を確実に長くすることができます。例えば、分子レベルの複合汚染成分(蛋白質・アミノ酸、塩分、アンモニア、タンニン、脂肪・脂質など)を繊維に残らないようにすれば、「黄変現象」や「損壊現象」から衣服を守れることになります。
 これを可能にした唯一の洗浄方法が、当社独自開発の「無重力バランス洗浄」方法です。物理的機械力を加えずに、洗剤(界面活性剤)の働きを最大限に高め、地球上で最も洗浄力の高い溶媒である「水」本来の洗浄効果が得られる洗浄方法なのです。

● 無重力バランス洗浄技法の方法論及び洗浄装置は、いずれも特許を取得しています(特許第3841822号、特許第3863176号)。

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