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2025.08.11 配信/メールマガジン

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【Happyケアメンテ通信】地球が息苦しそうです…緊急報告

2025.08.11

【Happyケアメンテ通信】地球が息苦しそうです…緊急報告

気温上昇で人類の危機が迫っている

2025年7月26日、50℃を超える気温がトルコ北西部ブルサで観測されました。ブルサは、今から700年前、オスマン帝国の最初の首都が置かれた都市です。すぐ近くには、ウルダ(2543m)山が聳え、その山裾野に広がる美しい自然が魅力の街です。歴史的建造物が多く遺され、2014年に世界遺産に登録されています。

そのブルサで、50℃を超える熱波で大規模な山火事が発生、2人が死亡、3500人以上が避難しています。また、熱波による乾燥に加え強風の影響で、トルコ国内では26日だけで84件の山火事が発生し、ここ数週間で少なくとも15人の死亡が確認されており、大規模な山火事は隣国のブルガリアでも発生して、各地で最高レベルの警報が発令されています。

世界各地で、熱波に襲われ、人々が危険と隣り合わせで暮らしており、到底、他人事とは思えない惨事が世界のアチコチで起きています。

日本では、2025年7月30日(水) 14時39分、兵庫県丹波市・柏原で最高気温が41.2℃まで上昇し、5年前の静岡県浜松市、埼玉県熊谷市の41.1℃を更新しました。こう見ていくと、地球の自然循環の立ち往生によって起こす災害が、世界の人々の悲壮な叫び声になって聞こえてきます。

 

さて、産業革命(18世紀後半から19世紀にかけて)以降、人類の活動による温室効果ガスの排出が増加し、地球の平均気温が上昇しています。この気温上昇を抑制するため、パリ協定(Paris Agreement)は、2015年12月12日、フランスのパリで、第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21…Conference of the Parties21)が開催され、気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定が採択されました。

2015年のパリ協定では、1997年に採択された京都議定書以来18年ぶりとなる気候変動に関する国際的枠組みとして、気候変動枠組条約に加盟する全196カ国全てが参加し、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃より低く、1.5℃に抑えることを目標値として設定し合意に至ったのです。

ところが、2024年の世界の平均気温は、複数の国際的なデータによると、産業革命前から1.55℃上昇したと報告されており、パリ協定の目標を上回る状況になっています。

2025年は、昨年の2024年にも増して、深刻な状況が世界各地で起きており、パリ協定の目標達成のためには、温室効果ガスの排出量を大幅に削減し、気温上昇を抑制するための国際的な取り組みが不可欠と言えるのです。

このような気温上昇は、異常気象の増加、海面上昇、生態系への影響など、さまざまな形で地球環境、私たちの生活や社会基盤を大きく揺るがすことが予測できます。どのような影響を及ぼすか、次に具体例を挙げてみます。

 

・異常気象の増加熱波、干ばつ、豪雨、大型台風などの異常気象が多発し、人類にとって甚大な被害が拡大します。

 

・海面上昇北極や南極の氷床が融解し海水面が上昇します。それによって、沿岸地域が水没し、多くの人が居住地を失うことになります。

 

・食糧危機農作物の不作や漁獲量の減少により、食糧の供給不足が慢性化し価格高騰や飢餓につながる可能性があります。

 

・生態系の変化生物の生息地が変化し、生物多様性の損失で絶滅危惧種の増大、海洋生態系への影響による回遊魚の回遊変化、サンゴ礁の死滅など、人類の生存に危険が迫ります。

 

・水資源の枯渇干ばつ地域が増加し、生活用水や農業用水が不足し砂漠化が進行します。

 

・感染症の拡大マラリアなど、気温上昇によって媒介生物の活動が活発になり、感染症が拡大する可能性が大きくなります。

 

・経済格差の拡大先進国は温暖化対策や適応策に資金を投入できますが、途上国は経済的打撃を受け、その格差が拡大していきます。

 

以上のように、気温上昇は、地球全体で様々な問題を引き起こし、私たちの生活に深刻な影響を与える可能性があります。異常気象の増加、食糧危機、生態系の変化、経済格差の拡大など、多岐にわたる影響を考慮し早急な対策が必要になりCOP21の再協議が待たれます。

 

そういう状況の中で、前回7月28日号の「Happy通信(アーカイブ参照)」で、IPCCの地球温暖化によって『人類の歴史に幕を閉じることになる』という警告について述べました。言い過ぎかもしれませんが、それを解決する一つの方法が「Happyケアメンテ」の取組みによるハイブランド服飾品の長命化にあることを述べました。

とは言え、「Happyケアメンテ」の服飾品の長命化によって、IPCCの公表した地球の危険域を解決できるわけではありません。しかしながら微々たる影響力であっても、「Happyケアメンテ」による服飾品の長命化を通じて、温室効果ガスCo2の排出削減による地球温暖化の抑制を“縁の下の力持ち”で、真剣に、懸命に進めてまいります。

 

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