2025.08.25

【Happyケアメンテ通信】日本人の心の故郷「まほろば」が地球環境を守る

■美しい自然を守る「Happyケアメンテ（R）」

日本の最古の歴史書に「古事記」があります。その中で美しい音の響きで表現されている言葉に「まほろば」があります。今では「まほろば」は、ほとんど忘れられて死語のようですが、日本人の心の襞（ﾋﾀﾞ）＝DNAに深く刻み込まれて、荒れ狂う現代社会を乗り超える秘められた言葉のように思えるのです。

「まほろば」とは、「まほら・まほらば・まほらま」とも言い、楽園、理想郷を意味し、「古事記」では、日本の国づくりの英雄、「日本武尊」（ヤマトタケルノミコト）が『倭（やまと）は國の真秀（まほ）ろば　畳（たたな）づく青垣山隠（やまごも）れる　倭（やまと）うるはし』と詠んでいます。

これを現代文で解釈すると、『「やまと」という国は本当に素晴らしい。青々とした垣根のように幾重にも連なる山々に囲まれた「やまと」は、なんと美しく麗しい国なのだろう』になります。

日本武尊が、奈良（やまと）を出て諸国を巡っている時、伊勢国（三重県）を訪れた際に詠んだ「国を偲ぶ歌」で、他国を訪れて、故郷への郷愁と国（やまと＝奈良）を偲び、讃える気持ちが伝わってきます。

日本人の心の故郷とも言える「まほろば」は、美しい日本を修辞する言葉で、ほかにはない優れた素晴らしい場所、住みやすい場所という意味で、農民の土への想い、漁師の海への想い、あるいは、幼児の空を飛ぶ想いの親しみなど、畏れ、憧れ、懐かしみの根源的な心のあり方を表現したものと言えます。

日本の原風景の山川草木・山紫水明の織りなす四季折々の自然が一体化した、みずみずしい熱い想いの人々との心の調和です。その昔に枯れて消えてしまった、古風で、清冽で、時に、やるせないような「人と人の強い絆、人間味の溢れる心」と呼ぶに相応しい「まほろば」の心情に想いを馳せています。

日本の自然環境、日本人の奥ゆかしさの精神文化は、心の中（DNA）に浸透しており、今日の日本が世界中で、最も平和で安心・安全の国と評されるのは、「まほろば」の素晴らしい場所、住みやすい処だからです。そして、みずみずしい熱い想いの人々との調和が「心の故郷」になって、人と人の強い絆、人間味溢れる安心・安寧が生まれるのです。

昨今は、近代先進文明のコンピュータによる利器が普及して広まり、日本人が昔に持っていた暮らしや生き方の心情を忘れかけています。しかし、こういう世の中だからこそ、日本人の底流にある「大和魂や大和撫子」のような恥や知、勤勉、礼儀正しく節度ある精神文化の血脈・DNAを繋いでいく「意志」を強くして生きる必要があると熟考しています。

つまり、「Happyケアメンテ」は、「まほろば」に詠われている自然と心の調和を未来に繋ぐために、「あきらめない・もったいない・捨てない」を「仕事流儀」とし、「いい服長持ち」を「仕事品質（技術開発…特許、デジタルエビデンスデータ＝DX、人間の感性＝職人技）」にしてクリーニングのキレイに「出来ない」を「出来る」にChangeしたのです。

クリーニングのキレイに「出来ない」を「出来る」にChangeしたことで、ハイブランド服飾品が20年、30年、百年ほどの長いあいだ新品同様の状態で着用・愛用し続けられるようになりました。それが、「Happyケアメンテ」のハイブランド服飾品の長命化です。

服飾品の長命化は、ハイブランド服飾品業界の大量廃棄しながら、その一方で、大量生産をしているという矛盾によって起こる温暖化効果ガスCo2の大量排出にブレーキを掛けるのです。そして、このことが地球に優しい適量生産・適量消費・循環の新しい衣文化価値を創造して、ハイブランド服飾品業界に未曽有の進化、成長の道を切り拓くことになります。

そのために、「Happyケアメンテ」は、服飾品の長命化のために、縁の下の力持ちの労力を黒子に徹して惜しみなく発揮していきます。

つまり、服飾品の命に感謝し、服飾品の命を最後まで使い尽くすことで、動植物の「もったいない」の命を全うすることになり、『日本の原風景の山川草木・山紫水明の織りなす四季折々の自然が一体化した、人と人の強い絆、人間味の溢れる心と呼ぶに相応しい「まほろば」の心情』を「Happyケアメンテ」の仕事流儀、仕事品質で具現化してまいります。

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